糖尿病の方のために
糖尿病治療中の方の温泉療法のポイントは次の4つです。
- ラジウム温泉で糖尿病のストレス解消
- アルカリ性の温泉を飲泉しましょう
- ぬる湯で20分の入浴が効果的
- 3泊4日でゆっくり過ごしましょう
糖尿病・高血糖の方の温泉療法
糖尿病は、治る病気ではなく、きちんと管理していく病気と言われており、治療の効果を上げるために、御自身での自己管理が不可欠です。
生活習慣病としての糖尿病の原因の大きな一つは、ストレスと言われています。無理して頑張りやすい性格の人が糖尿病になりやすく、過労やストレスによってアドレナリンなどが放出され、交感神経が緊張して筋肉にたくさんのエネルギーを送り込みます。
このストレスを解消してくれるのがラジウム温泉の微量放射線なのです。微量の放射線が脳の中枢神経に働いて興奮を抑えることがわかっています。
◆ ラジウム温泉(放射能泉) 入浴のしかた
入浴のしかたには十分注意しなければなりません。温泉地に行くと、早く効果を得ようと初日から何回も入浴し、翌日はとても体がだるくなる人がいます。これは、温泉効果の初期症状ですが、決して無理せずに、はじめは1日2〜3回の入浴とし、数日経っても1日4回までにします。角屋旅館の「ぬる湯」(39℃前後の入浴温度)で、20分間の入浴が効果的だといえます。
◆ ラジウム温泉(放射能泉) 飲泉のしかた
温泉水を1日3回、食事の30分くらい前に飲みます。1回分は、コップ1〜2杯ゆっくり飲むのが適当です。ヨーロッパでは、痛風の療養には村杉温泉のような放射能泉や、重曹泉、石膏泉、重炭酸土類泉などの温泉水の飲用が有効です。
角屋旅館のラジウム温泉は、pH8.6のアルカリ性ですので、村杉温泉の源泉を飲泉することをおすすめします。
飲泉しながら入浴したり、軽いウォーキングを併用することで、カロリーの消費効果が増えます。また、発汗後にドロドロ血になることを防ぐためにも飲泉は大切です。
熱いお湯に入ると、血糖値が上昇することが多いので、角屋旅館の「ぬる湯」にゆっくり入りましょう。
角屋旅館の「ぬる湯 里の湯」は、身体のためを考えた万能な温泉です。湯温は38〜39℃とぬるめで、ゆっくりとカラダを温めます。カラダに刺激の少ない温泉に入浴することで、全身がリラックスし血流が改善され血糖値が下降します。
明治時代から高度成長前の昭和の頃までは、日本の温泉は健康にとって欠かせない「湯治場」=お湯で病を治す場所でした。
年に数回、毎年決まった時期に一ヶ月ほど温泉場に逗留して、仕事の疲れを癒したものです。村杉温泉もたいへん効果があったため、医者もすすめる温泉地でした。
近年は特にラジウム温泉が健康に良いことが認識され、医薬でも改善できない疾患にも効果があることがわかってきました。特に、生活習慣病に対しては、都会の施設では実現不可能なほどの恵まれた環境が揃っているのが五頭温泉郷村杉温泉です。温泉・自然環境・食事を効果的に組み合わせて、総合的に身体への効果が現れるようになるのです。
一泊だけでは、すぐに効果を実感することはできませんが、3泊4日の滞在を定期的に継続することで、身体の不調やゆがみを治し、健康的な暮らしができるようになるでしょう。生活習慣病は、その習慣を改善することに時間が必要ですが、薬に頼った治療で副作用に悩まされるよりも、ココロとカラダをリラックスさせて、本来の身体のチカラを強くしましょう。
参考文献
【2】社団法人 民間活力開発機構『第5版 温泉療養の手帖』文栄社
【3】岡山大学名誉教授 森永寛『痛風と温泉療法』
【4】日本痛風・核酸代謝学会『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第2版)』メディカルビュー社