白鳥は無事保護されました 白鳥フォトギャラリー15
白鳥が舞い降りる、冬の瓢湖へ。
No.15
テレビでも放送された「トラバサミのハクチョウ」を探しに瓢湖へ。一才にも満たないオオハクチョウの幼鳥が動物捕獲用のトラバサミに足を挟まれているのが発見されました。既に10日以上も経過していますが、餌場の近くまでは来るのですが、なかなか触らせてくれません。飛ぶときも足に金属製のハサミをぶら下げたままなので、体力も消耗している様子で、他の幼鳥と比べても少しやせているようです。
今日は、吹雪のなか、午後3時の餌付けの時間に合わせて、「トラバサミのハクチョウ」を探しに、瓢湖へ出掛けました。
▲昨日からの雪で田畑も真っ白になり、餌場が減ったために、たくさんのハクチョウが瓢湖に滞在しています
ハクチョウの足についていた「トラバサミ」とは、昔から使用されていた動物捕獲用の罠で、ネズミやネコ、キツネ、タヌキなど、野山の小動物を捕獲するために使われていたものです。
マンガ「トムとジェリー」のネズミ捕りがありましたね。真ん中にチーズが乗っていて、ネズミが乗ると「バ〜ン!!」と閉じて挟まってしまう、アレです。大変危険なために、現在では、ほとんど使用されることはなく、使用許可を得た人のみが仕掛けることができるものです。さて、その「トラバサミのハクチョウ」はどこにいるのでしょうか。浮島に上がっていてくれれば足元を見れば判るのですが、そろそろエサの時間、午後3時なので、湖面を泳いでいるとすれば見つけることは困難です。周りの皆さんも心配そうに探しています。
▲初公開、これが白鳥のえさです。このバケツに入っているのは食パンのミミです。
▲この幼鳥は元気です
▲雪の中心配そうに見る人たち
▲なんと、ハクチョウ監視棟の窓に張り紙が・・・
探しても見つからないはずです。今日の朝9時の餌付けのときに、無事保護されていたのでした。私が訪ねたのは、午後3時の餌付けでした。話しによると、怪我をしたハクチョウだけを保護するのは、本当に大変なことだそうです。 投網など大きなものを使えば、他のすべての鳥たちが恐怖を感じ、次からは瓢湖に集まらなくなるそうです。何十年もの間、水鳥たちを優しく守ってきたからこそ、たくさんの鳥が、安心して過ごすことができる楽園となったのでしょう。ですから、夜の報道によると、エサを撒く桟橋のすぐ脇にある管理事務所の窓から、棒の先端に針金で輪をつけたものをそっと伸ばし、ハクチョウの首を通したそうです。そして静かに岸に近づけて保護したとのことです。